本当に暇過ぎるので見送って来た
https://ex17.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1171614238/
やぁ、さしぶりだなお前等
昨日書きたかったんだが
凹んでしまって書けなかった
少しずつ書いていくよ
良かったら読んで欲しい
宜しくな
知らない奴の為に簡単にまとめとく
俺は警察に何度かイタズラをしに行って暇潰しをしてたんだ
だが、行く度に相手をしてくれる警官と仲良くなってしまった
名を立花と言う
そしてこの間の凸の時
ラーメン屋で立花さんから衝撃の事実を聞かされた
立花「俺もうすぐ京都帰るねん。お前さ、見送り来てくれへんか?」
その日適当な返事をして家に帰った
そして次の日に前回のスレを立てたんだ
書きながら立花さんが京都に帰る事を報告しようか迷った
見送りに行こうかどうか悩んでたし、報告したら行く事決定だからな
でも、VIPで人気があるのはあの人だし
皆、立花さんの事が気になるだろうから
スレが終わった所で報告してみた
今日はこの続きを話そうか、こんな話初めてだから上手く伝わるかわかんねぇけど
聞いてくれ
>>11
そんな事もあるさwww
正直前回のスレで俺は本当に終わらせようと思ってた
もうイタズラの領域じゃなくて只の友達同士
面白くも無いだろうと思ったからな
しかし見送りには絶対行けとステキに煽ってくれるスレの住人達
もうね、そこまで言われたら行くしか無い
只、見送りって奴がどうにもワカンネ
何をすればいいのか?別に感動もねぇだろうしな
まあ行ってVIPで見送って来たって言えばいいか
やり逃げでイイーンダヨ!!
その時はそう考えてた
2月6日
立花さんに見送りに行く事を電話で告げた
俺「見送りに行ってやるから一生感謝しろ」
立花「おお、着てくれるんか、感謝するわ」
突っ込みが無い
立花「準備が忙しいから今度こっちから連絡するわ」
そう言われすぐに電話を切られた
2月7日
立花さんから連絡が来る
立花「明日の夜空いてるか?」
俺「空いてますよ?それより日程聞いてないんですがこのクソ野郎」
立花「しばくぞ、明日話あるから7時に○○に来い」
○○は駅前の待ち合わせ場所
俺「話聞けよwww」
立花「そこで話すから取り合えず来い」
俺「奢りだよ?」
立花「言わんでも分かっとるわ貧乏人が」
俺「お金が無いだけです」
立花「それが貧乏言うんや!」
俺「ですよねーwwww」
立花「うっとおしいコイツww」
2月8日
待ち合わせ場所で立花と合流
向こうはいつの日かラーメン屋で出会った後輩を一緒に連れてきた
彼の名前は田村と言うらしい
そして3人でそのまま居酒屋へ
居酒屋に付くと立花が早々と席を立ちトイレへ
コレはチャーンスって事でバッグからこけしを取り出す俺
田村「なんでそんな物持ってるの?wwwww」
俺「いいからいいから」
そして立花の席にある受け皿の上へこけしを置いておく
トイレから戻ってくるなり「ブフッ」と噴出す立花を見て田村も噴出す2HITコンボ完成
ちなみに席順は立花さんの対面に俺と田村さん
コンボを完成させ満足をした俺はそのまま普通に飲み始める
立花は俺のこれまでのアホっぷりを語り始め
それを肴に酒を飲み、とても和んだムードに包まれて居たんだが
途中、立花がトイレに立った時
田村さんが俺に真面目な話しを振ってきた
田村「立花さんね、君の事心配してるよ?」
俺「また突撃されないか?」
田村「まぁそれもあると思うけどwwそうじゃなくて、仕事の事とか、色々ね」
正直そんな話をされても俺は何も思わない
だって数えられる程度しか会ってない、それにそんな事急に言われても困る
しかし、その時は酒のせいか少し泣きそうになった
真面目なふいんき(なぜか変換ry)に煽られ俺が切り出す
俺「立花さんマジで京都行くんですか?」
田村「うん・・・」
酒で変なスイッチが入った俺は目から尿が出そうになる
そうこうすると立花が戻ってきた
俺の顔を見て何かに感付いたのか
立花「なんや?どうした?失恋か?」
意味の分からない事を訊ねてきた
俺「いや、まぁ」
ボケる気力もなく濁した返事をすると田村さんが口を開く
田村「立花さんが京都帰るの寂しいみたいですよ」
そんな照れくさい事言うんじゃねぇよと思ったが
自分じゃ言えないし、言ってくれて有難いとも思った
そうか・・・と立花が呟き
そのまま語り始める
立花「出会った時から考えるとアホらしいし、今思い出しても腹立つわww
でもな、なんだかんだ言うてネタにもなるし、面白かったんや
そんな出会い方でも知り合えた事は何かの縁やからな。大事にしたいと思った
後はお前が無職じゃ無くなると完璧やな~」
ここで俺は本当にボケられなくなった
どう返事をしていいか分からず
黙っていると、見かねた立花が続けて口を開く
立花「お前似てるねん、俺の弟に・・・もうこの世には居てへんけどな」
コレなんてドラマ?と思った俺は
俺「どこの3流映画だよwwwネタが古過ぎるよwww」
そう突っ込みを入れたが
寂しそうな顔をした二人にそれ以上は突っ込めなかった
俺「すいません・・・」
立花「いや、誰でもそう思うやろwww」
今思うとこの時の自分の事を本当に後悔している
俺「いつ行くんですか?」
立花「15日や」
俺「それまでにバイトでも初めてみますから待ってて下さい。見送りも絶対行きます」
立花「楽しみにしとくわww」
そう約束をして店内を後にした
色んな事を考えてたけど
あの時の二人の寂しそうな顔を思い出して苦しくなる
なんであんな突っ込みしたのか…
自分の軽率な発言に死にたくなる
だが、とにかく今はバイトでもなんでも見つける事
そう約束したから
絶対かなえて見せようと思った
2月9日
バイトを決める為に取り合えず求職のフリーペーパーを集めてきた
取り合えず今までの事を本当の意味で謝罪したいし
馬鹿みたいなプレゼントじゃ無くて
本当に喜こんでくれるようなプレゼントがしたかった
だから俺は日払いの登録派遣に行く事に決めた
すぐに派遣会社に電話をし
次の日に登録しにいく事になった
そのまま証明写真を取り
美容院に行き髪を切り、そして黒髪に戻した
なんかこう言う準備すると
やる気でてくるよな
2月10日
登録の日
特に何も問題は無かった
登録終わった直後に事務所に人に
明日にでも仕事を下さいとガツガツ行った位
普通にくれたので満足
2月11日~13日
全部同じ派遣先でバイト
簡単な作業に発狂しそうになる
終わりが見えない仕事はだるい・・・
久しぶりに働いてすごい筋肉痛
足痛いよママン
2月14日
立花さんへのプレゼントを買いに行ってきた
バレンタインで男一人とかイヤなので
暇な友達を呼び出す
ちなみにラーメン屋で一緒に居た奴と同一人物
目的は正直に話したので変に思われてる事は無い
会った瞬間にチロルチョコを顔面にぶつけられた
バレンタインに男が居ないからってイラ付いてる様子
ホワイトデーにはうまい棒で全力浣腸してやろうと心に誓う
何をプレゼントしようか全く決めて無かったので聞いてみる
俺「何がいいと思う?」
友「男が喜ぶ物なんてわかんねぇよ」
俺「使えねぇ」
友「五月蝿い」
俺「そんなんだから男できねぇんだ」
友「彼女居ない奴に言われたく無い」
俺目線で友人のやる気 15%
ロフトや丸井を回って
二人共が気に入ったZIPPOに決定
1万5千円もした
まぁ、喜んでくれるなら構わないか
友人とはそのまま飯を食って別れた
その夜、立花さんに電話をした
俺「明日、行きますからね京都までww」
立花「付いてくんなアホww」
俺「何時に行けばいいですか?」
立花「ん、12時過ぎの電車やから11時半に来い」
俺「はやくね?」
立花「ちょっと話あるから、その時間に頼むわ」
俺「わかりました、明日11時半に東京駅に爆弾しかけます」
立花「手錠要るか?」
俺「ノーサンキュー」
そのまま電話を切った
そして布団の中で明日の事を考えてた
登録のバイトなんかで認めてくれるのか?
こんなプレゼントで喜ぶかな?
時間さえあればもっと仲良くなれたかな?
もっと馬鹿出来たかな?
俺VIPでこんな事報告できんのか?
数回しか会ってない人にこんな思いをするなんて考えてなかった
そしてそんな事を考えている内に眠っていた
2月15日
見送りの日、寝たのが遅いにも係わらず早く起床した
朝からテンションは高い
今日は最高に馬鹿な事をして見送ってやろうと考えてた
バッグに意味の分からない物もいっぱい入れた
暇だからVIPに居ると直ぐに出発の時間
今更だけど
東京駅って結構遠いよな・・・1時間以上かかるぜ・・・
近くの新幹線使えよな、ケチりやがって・・・
東京駅の待ち合わせ場所に着くと声をかけられる
美人の奥さんと賢そうな娘が一緒
正直羨ましい
奥さんにも色々話してたらしく俺を見てニコニコしている
取り合えず自己紹介
俺「始めまして、旦那さん浮気してるから小遣い減らした方がいいですよ」
立花「してるか!しばくぞ!」
もの凄いスピードで突っ込まれた
奥さんが「ああーやっぱりー」とか言ってる
本当に仲が良さそうで羨ましい
俺「相手は俺です、この人ホモです」
奥さん「知らなかった・・・」
俺「立花さんは渡さないから!!」
奥さん「出るとこ出るわよ!」
奥さんのノリ良好、娘には引かれてる
そして笑顔で立花さんに殴られる
少しすると立花さんが二人を先に行かせて
俺は拉致されそうになったので逃げようとする
俺「俺は浪速のシューマッハや~!!!」
が、人が多すぎて逃げられない
立花「お前アホやろ?」
俺「よく言われます・・・」
なぜこんな事をした俺!?
駅のホームで二人
馬鹿な事しようと考えてたのに
立花は真剣な目で口を開く
立花「バイト見つかったか?」
俺「はい」
立花「おおお!何してるんや?」
俺「登録派遣ですよ、すぐ働ける所ってそれ位ですから」
立花「そうかwwやっと無職じゃなくなったなww」
俺「違いますニートです!」立花「五月蝿い!」
俺「久しぶりですねコレww」
立花「最後やから乗っといたるわww」
俺「最後とか言うなよwwうぜぇww」
最後とか、本当でも聞くだけでイヤだろうが・・・
立花「ああ、すまん」
俺「あー、あの、今更だけど言っときますね」
立花「うん?」
俺「ありがとうございました」
少し沈黙してから口を開く
立花「・・・おう」
発車まで残り10分ちょい
俺「もう乗った方がいいですよ」
立花「まだ全然大丈夫やろ?」
俺「後ろ向いた方が良いって言ってるんですよwww」
立花「わかったwwww」
後ろを向く立花
ここに俺の全てを賭けよう
俺「最後の祭りだー!」
持てる最高の力を込めて全力の浣腸!
立花「手加減しろ・・・アホ・・・」
最高の笑顔は今日も冴えてる!!
m9(^д^)9mプギャー
結果は分かってる
だけど最後だ!いくぜ!
次の瞬間!
猛ダッシュ!!
俺「俺は浪速のシューマッハや~~~~!!!」(ここは東京)
立花「待てこらああああああああああ!!!!」
やっぱ尻押さえながら走ってるwwwww
待たねぇよ馬鹿wwwww
絶対逃げ切ってやるんだ!逃げ切ったらZIPPOは俺のもんだ!!
人波を掻き分けホームを走る俺!いいぞ!人が多いから足の速さは関係ねぇ!!
改札が見える!あそこだ!あそこにキップを通せば俺の勝ちだ!
今日こそ出し抜いてやる!!
結果から(ry改札まで10Mで捕まる
周囲から物凄い視線を浴びているがきにしない!!
ちなみに駅員も駆け寄ってきたwww
立花「今日は結構頑張ったやないかww」
俺「痛い痛いww」
立花「行くぞ」
俺「まって下さいよ、5回捕まえた記念にコレあげます」
うまい棒を差し出す俺
立花「貰っとくわww」
ホームに戻り発車まで残り4分
ZIPPOの入った袋を差し出す
俺「コレ受け取って下さい」
立花「なんやコレ?爆弾?」
俺「いいから開けろ馬鹿!」
立花「おお!?どうしたんや!?どこで盗んだ!?」
俺「バイトした金で買ったんだよ!」
立花「そうかwwホンマにうれしいわwww有難く貰っとくww」
俺「いつか京都の職場まで突撃しにいきますからww」
立花「アホwwでも楽しみにしてるわwww」
発車まで残り2分
立花「じゃあ、行くぞ、後コレお前にやるわ」
俺「何コレ?封筒?」
立花「手紙や手紙。ええか?家に帰ってから開けろ。わかったな?」
俺「わかりました・・・」
立花はじゃあなと言い残し
新幹線の中に入っていった
後ろを向いたまま手を振った姿が未だに焼きついてる
立花一家を乗せた電車がホームを出た時、すごく悲しくなった
涙は出ていないが
景色は滲んでた
感動なんて無いとか言ってたけど、俺は一人変なスイッチが入ってしまってたようだ
帰りの電車の中、今までの事を思い出して少し笑えた
そして家に戻った時少し泣けた。
じゃあ、今から封筒を開けたいと思います!
俺はお前等と一緒に読みたいんだぜ!!
ちょっとまって、今までの無しにしてくんない?
浪速のシューマッハへ
最悪な出会い方やったけど、ホンマに面白かったぞ
なんや、お前の我が儘がいつでも笑い話になるし
お前が居てるとしばらくネタに困らんかった
バイト見つけるって言ってくれた時も嬉しかった。
じゃあ、コレからも頑張れよ!
追伸
なぁ、続きが読めないんだけど・・・↑ここね
あ、俺殺人犯すかもしんない
追伸
2泊3日の京都旅行楽しんでくるわ!
帰って着たら又遊んだるからな!!
後弟なんか居てる訳ないやろうアホが!!
・・・
まって?状況が飲み込めない
え?なに?田村グル?
たちばなああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!
そんなこんなで彼との戦いはこの先も続いて行くだろう
でもそれはVIPの外でのお話
面白い事があったら又お前等に報告しに来るよ
でも期待はしないでくれ
取り合えず俺は今からZIPPO奪還計画立てるから、お前等も頑張れよ
ここまで読んでくれたお前等本当に有難う
ムカツクので後2年はゴロゴロしてやるわ
またどこかで会おう。
お前等は、無茶、すんなよな・・・
浪速のシューマッハ劇場
完
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