インスタンスタイプ変更でワチャワチャしたお話
とあるサーバが負荷対策でスペックアップすることになりました。
現状のm4.xlargeからm4.2xlargeに変更で単純に2倍のスペックになる。
インスタンスタイプ - Amazon EC2 | AWS
Amazon EC2 では、異なるユースケースに合わせて最適化されたさまざまなインスタンスタイプが用意されています。インスタンスタイプはさまざまな CPU、メモリ、ストレージ、ネットワークキャパシティーの組み合わせによって構成されているため、アプリケーションのリソースとして適切な組み合わせを柔軟に選択できます。
しかしどうせならm5にしようとなってm5.2xlargeに変更することに。
原価を調べるとわずかですがm5のほうが安い。
世代を変えるとうまくいかない気はしていましたが、がっつりハマりました。。。
EC2
EC2のコンソールから対象インスタンスを停止してタイプを変更します。
しかしそのままでは開始できずエラー、まぁ想定内。
Enhanced networking with the Elastic Network Adapter (ENA) is required for the ‘m5.2xlarge’ instance type. Ensure that your instance ‘i-*****************’ is enabled for ENA.
Elastic Network Adapter(ENA)が有効になっていないよってことですかね。
ENAの有効化はCLIで下記コマンドを実行。
aws ec2 modify-instance-attribute --instance-id インスタンスID --ena-support
返り値がないので下記コマンドで確認、trueだったら有効化されている。
aws ec2 describe-instances --instance-id インスタンスID --query 'Reservations[].Instances[].EnaSupport'
これでOKかなーとインスタンスを開始してみる。
インスタンスステータスのチェックエラーで開始できず。。。
ログを確認すると下記が出ておりOSが起動できない状態。
dracut-initqueue timeout - starting timeout scripts
https://aws.amazon.com/jp/premiumsupport/knowledge-center/ec2-linux-kernel-panic-unable-mount/
カーネルのバージョンがどうたらでレスキューインスタンスを使用とかもう無理無理。。。
これ以上工数かけるわけにはいかないので、おとなしくm4で変更することにしましたとさ。
世代を変更する場合は事前確認と検証が必要だと思いました。
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